FreeBSD を使ってみませんか? Linux よりずっといいですよ :)
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光ネットワーク

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前回までにブログを始めるなら、中古でもよいのでパソコンと安定して動くネットワークの調達をしましょうとお勧めしました。じゃぁ、どれを選びましょうか?

パソコンですが、そのパソコンで E スポーツなどをするわけではありません。スペックなどはほとんど気にする必要はありません。逆に気にするのは、使いやすそうなキーボードか?充分に大きく見やすいスクリーンか?などなど、人間工学的なスペックを重点に選んでゆけばよいかと思います。私が使用しているパソコンも中古で購入したものですが、画面さえ壊れていないことを条件として最安値のラップトップを調達しました。私の場合は、使い慣れた外付けの USB キーボードとマウスがありましたので、ディスプレイしか確認していません。さすがにこれが壊れていると、使えないという状況に陥る可能性がありますので 🙂



ご家庭内にサーバーをセットアップして置きたいという方はそれなりに安定して動くネットワークが既にあるかこれから調達するかのいずれかと思います。であれば、何かあるたびにサーバーの住所にあたる IP アドレスが変わってしまうと、誰も見に来てはくれなくなりますので、いつも同じになる様に固定アドレスのオプションも購入された方がよいと思います。実はこのオプションが結構高額で、普通の回線の月額よりも高額となることが一般的です。私の家では某電力会社の 1 Gbps の光インターネットを使っていますが、固定アドレスオプションを付けると、月額が倍以上になってしまいます。



そんなこともあり、公開しないテストサーバーは家庭内のネットワークにおいて、本番サーバーはレンタルサーバを借りるようにしました。

さて、インターネット接続と一口に言いますが、通常 ISP としてのサービスを提供するプロバイダと、プロバイダまでのネットワークを提供するキャリアが一緒になって1つの商品をプロデュースしています。特殊な場合を除いてキャリアとプロバイダは異なる場合が多くなります。キャリアとして使われることが多いのが NTT です。よくインターネット接続の広告を見ていると、”フレッツ” という単語を見ることが多いと思うのですが、”フレッツ XXXXX” と書かれているとそれは NTT の回線を使用しているということになるのです。大昔の電電公社時代から通信回線は NTT がほぼ独占していました。分割民営化されたのちも大きな変化はなく、NTT のキャリアとしてのシェアは高いままです。NTT はダークファイバと呼ばれる未使用の光ケーブルを日本中に持っています。必要に応じてこのケーブルをネットワークとしてつないでゆくのです。

特別な例として私が使っている某電力会社のインターネット接続なのですが、ISP としてのサービスを提供してくれるのは当然某電力会社ですが、光ケーブルも某電力会社の所有となっています。ですので、”回線の調子が悪いのですが。。。” とプロバイダに伝えると、彼らがチェックしてくれます。フレッツ XXXXX の場合だと、”回線の調子が悪いのですが。。。” とプロバイダに伝えると、NTT に対して回線調査の依頼を行います。その調査の回答を ISP としての回答として我々に回答してきます。場合によっては、プロバイダに問い合わせた段階で、“あぁ、それは NTT さんにご連絡いただけますでしょうか?” と言われたりします。この事実を知っていると、そりゃそうだわな。。。と納得もできるのですが、知らないとムカッ!!としてしまいます。そして、これが結構時間がかかったりします。



じゃぁ、NTT も電力会社と同じようにプロバイダも行えばよいとは思わないですか?実はこれができないのです。NTT に能力が無いというわけではなく、やってはいけないという法律があるのです。分割民営化に際して自由競争の妨げになるということでできないようにされてしまったのです。だって考えてみてください、他の ISP が一般顧客に ISP として使ってもらおうとすると、一番手間のかかるラスト1マイルの回線まで自前で敷設しないといけなくなります。これって大きすぎるハンディキャップですよね。自前で敷設せずとも、NTT から借りるということもできます。でもユーザ目線で見ると、キャリアが NTT ならプロバイダも NTT にしてしまおうと考えてしまうと思いませんか?実際に私も同じ考えで某電力会社のインターネットにしたのです。

そんなこんなで、フレッツ XXXXX という光インターネット商品が多くなっています。ちょっとネガティブなことを書きましたがご安心ください。日本では、プロバイダもキャリアも世界トップレベルで一般コンシューマ回線ではほとんど問題は起こりません。プロバイダもキャリアもやることが決まっているので、サクッと動きます 🙂





10 年前だとアナログ技術を使用した ADSL などが比較的高速なネットワークとして選択肢として挙がったのですが、キャリア設備もデジタル化を行っているので、アナログ設備が必要な ADSL を提供し続けることができなくなったということで、ここ数年で ADSL は無くなり、ほぼ光ケーブル一択の状況になってきています。